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  展覧会・イベント情報

◆4年ぶりに東京南青山にて個展を開催

【山口裕子日本画展ー山は歌うー】

会期: 2023年6月15日(木)〜30日(金)
11:00~18 :00 (最終日~17:00)
⚠️日曜日・祝日はお休みです。ご注意ください!
会場: 新生堂 SHINSEIDO gallery
東京都港区南青山5丁目4−30 ハタナカビル
在廊予定:6月15日(木)・16日(金)・17日(土)・23日(金)
24日(土)・26日(月)・30日(金)

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この度、4年ぶりに故郷東京での個展を開催する運びとなりました。自然豊かな山形県朝日町の朝日連峰麓にあるアトリエで描き溜めた約20点を展覧いたします。

山に囲まれ、自然と向き合う日々では、コロナとは無関係な生の営みを感じてきました。マスクを付け、毎日の感染者数に右往左往する私たちをよそ目に、山肌には葉が芽吹き、花をつけ、実らせ、葉を落とし、白雪の中に身をひそめる。厳しい冬を越え、春を迎え、頬を撫でる風は緑の香りを纏います。その風は、思い切り深呼吸した胸を清々しくも温かな気持ちで満たしてくれます。

いつもと変わらぬ自然のサイクルは、安心感を与え、踏ん張る勇気を授けてくれました。それはまるで、山が私に子守歌を聞かせてくれているようでした。

目の前の様々な困難に打ちひしがれそうになる今だからこそ、大切なものを見失わない強さをそれぞれのやり方で見つけてほしい。
この展覧会が皆様にとって、力強く生き抜くヒントと出会う場となりましたら幸いです。

-2022年-

山形県朝日町「豊龍神社」様の卯年限定御朱印の台紙原画に起用していただきました。

なお豊龍神社様の公式ページより郵送対応も可能です。
詳しくはこちら。https://www.houryujinja.org/

渋谷建設様の山形新聞内広告(4月29日朝刊)に
 描き下ろし作品「ひかりあおぐ」をご使用いただきました。


◆「第77回春の院展」入選のお知らせ  
この度春の院展に入選いたしました。


出品作「土に還った彩がいつか誰かの花となる」について

 私が住む山形県朝日町には、たくさんのりんごの樹が植えられています。町を縦断する最上川沿いの肥沃なこの土地では、春には白く可憐な花が咲き、秋には様々な種類のりんごの実がなります。昼夜の寒暖差が大きく、りんご畑が霧に包まれる風景はとても幻想的です。恵まれた風土で、生産者の愛情がたっぷりと注がれたりんごは本当に美味しく、町の大切な基幹産業です。
 このりんごを使った事業に、「あっぷるニュー豚(トン)」というものがあります。不格好でお店には出せないけれど美味しい、そんな町のりんごを食べて育った豚です。のびのび放牧されて過ごすためストレスが少なく、柔らかくて臭みのないお肉になります。関東のレストランでも大変好評だったと聞きます。
 ところが一昨年、様々な要因で、惜しまれつつも事業は終了してしまいました。かつての牧場も今は整地され、その姿は有りません。
 しかし、失われていないものもあります。それは人の心を動かした記憶です。
この事業を立ち上げたときの情熱、町にもたらしてくれた夢や希望、美味しいお肉を食べたときの感動の記憶は、必ず誰かの心に残っています。幸せな記憶はいつか誰かが何かを始める原動力の種となり、再び新たな希望の花を咲かせてくれることでしょう。

このように、今回の作品は、事業の流れをただ描いたものではありません。終わってしまったことでも、けっして無駄であったということではなく、事業を立ち上げたチャレンジ精神と行動力への敬意を忘れてはいけないという思いも描き留めました。

少子高齢化が進む小さな町のお話ですが、ここに限らず、日本全国で人口は減り続けています。先人たちが築いたものを終わらせてしまうことは、今後いくつも出てくることでしょう。それをどう捉え、どのように向き合いながら生き、バトンをつないでいくのか。ご覧になった方々もご自身にとっての身近な出来事と照らし合わせながら、考えるきっかけになりましたら幸いです。

タイトル:「土に還った彩りがいつか誰かの花となる」
サイズ 100×100cm

展覧会名:第77回春の院展
会期:2022年3/23(水)〜4/4(月)
会場:日本橋三越本店 本館7階催物会場
詳細:日本美術院HP
https://nihonbijutsuin.or.jp

巡回先はこちら

秋田展 4月29日(金)~5月8日(日)
       秋田県総合生活文化会館(アトリオン)
 札幌 展 5月11日(水)~5月16日(月)      
       札幌三越
 山形展 6月17日(金)~6月26日(日)      
       天童市美術館
 島根展 7月16日(土)~7月31日(日)      
       足立美術館
 新潟展 9月21日(水)~9月26日(月)     
       新潟伊勢丹
 選抜展 2023年1月20日(金 )~1月29日(日)     
       西武池袋本店
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大等で変更になる場合もございます。

◆グループ展  
晩翠画廊・新春企画「宮城の作家とともに・2022」

日本画小作品を2点出品します。


翠画廊・新春企画「宮城の作家とともに・2022」
会期:2022年1月7日(金)~1月16日(日)
※1月10日(月)は定休日
11:00~19:00 *最終日17:00まで
会場:晩翠画廊
仙台市青葉区国分町1丁目8-14
仙台第2協立ビル1階
お問い合わせ先 022-713-6230
https://www.bansui-gallery.com/exhibition/
【参加作家】
<日本画>
梅森さえ子、大泉佐代子、奥村和子、熊谷融、熊谷理慧古、土屋薫、橋本道代、毛利洋子、山口裕子
<洋 画>
小川和子、志賀一男、柴田治、鈴木千津、田口隆廣、早坂貞彦、原秀一、平垣内清、枡澤怜、三品良春、山口優子、渡辺雄彦
21名 50音順

朝日町 豊龍神社 御朱印 頒布のお知らせ

光栄なことに、地元朝日町宮宿地内の豊龍神社様の寅年限定御朱印の絵図を担当させていただきました。
図柄は来年の干支寅と豊龍神社の龍神さまとの龍虎図です。
龍虎は古くから、強いものや神聖なものになぞらえてきました。
来年こそ、龍虎がコロナを治め、皆様が力強く邁進できる1年でありますよう、願いを込めて描きました。
墨と金泥によるドローイングで下書きなしの一発描きです。
デザインは夫の青木亮太。

遠方の方へ郵送対応も可能とのこと。
豊龍神社さんのHPよりお問い合わせください。
▼お問い合わせ先 豊龍神社公式サイト
https://www.houryujinja.org/

-2021年-

◆肘折温泉で開催の「第15回 灯籠絵展示会 ひじおりの灯」に新作灯篭絵を出品いたします。

‐15年目もあかりを、消さずに待ってます‐
この度、3年ぶりにひじおりの灯に新作灯籠を出品します。
今年は夏と秋で点灯期間が設けられ、夏期点灯はすでに開催中です。
このコロナ禍だからこそ、
心身を癒しに肘折温泉へ来てけらっしゃい
(山形県の注意・警戒レベルをご確認いただき、
対策の上お越しください。https://www.pref.yamagata.jp/020072/bosai/kochibou/kikikanri/covid19/coronavirus.html
温泉街では感染症対策を実施中です。)
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「第15回 灯籠絵展示会 ひじおりの灯」
夏期点灯:2021年7月17日(土)〜8月22日(日) 旧作灯籠点灯
秋期点灯:2021年9月11日(土)〜10月10日(日) 新作灯籠点灯
場所:山形県最上郡大蔵村 肘折温泉
HP:http://hijiorinohi.com

渋谷建設様の山形新聞内広告(4月29日朝刊)に描き下ろし作品「ミノリノユメ」をご使用いただきました。

ユメはぐくむ- 

画面内にはりんごの白い花が咲き、実をつけ、熟すところまで時が流れています。
山形県内では昨年7月豪雨災害で最上川が氾濫し
自然の恐ろしさを改めて実感しました。
しかしその一方で、朝日町のりんごがおいしいのは最上川と地形が生み出す霧のおかげです。時おり朝に見られる、木々が霧に包まれた風景は本当に幻想的です。
この景色は人と自然がともに長い年月をかけて作り出したもの。
人と自然が共存する中で生まれた「美しいせかい」を今後も守っていくためには何ができるのか。
この作品がそれらを考えるきっかけになれましたら幸いです。

※こちらのキャッチコピーは渋谷建設様がつけてくださいました。

-2020年-

◆個展「山口裕子日本画展‐呼吸の景‐」※終了いたしました。ありがとうございました。

日時:2020年12月22日㈫~12月27日㈰
会場: 宮城県仙台市 ギャラリー専

 


ワークショップ「みんなで大きな絵を描こう‐いのちを感じてヤギを描く‐」※終了いたしました。ご参加いただきありがとうございました。

日時:2020年10月31日
会場:山形県 東根市公益文化施設まなびあテラス まなびあ公園
★関連イベント  ワークショップ成果展
日時:11月3日㈫~11月15日㈰
9:00~18:00
会場:市民ギャラリー
※入場時は新型コロナウィルス感染拡大防止策へのご協力をお願いいたします。

◆グループ展「新鋭日本画展-野桜会-」※終了いたしました。ご参加ありがとうございました。

日時:2020年10月23日㈮~11月1日㈰
会場:恵埜画廊
山形県山形市
 

◆グループ展「あさひ十人展 ㏌ 古民家」※終了いたしました。ご参加ありがとうございました。

日時:2020年 9月5日㈯~13㈰
10時~16時
会場:新宅今井家 宿(しゅく)のやかた
山形県西村山郡朝日町宮宿184 (前田沢交差点すぐ)
駐車場あり
入場料:無料
主催:民話で町おこし 星の会
助成:朝日町Newアクション応援事業
出展者:成原千枝 (書道)
柴田とみ子(陶芸)
長岡雅彦 (陶芸)
小林秀子 (刺し子)
多田矩子 (ボタニカルアート)
佐竹伸一 (写真)
牧野広大 (金属工芸)
鈴木昭由 (石工)
山口裕子 (日本画)

一部作品の販売やグッズ等の販売も予定しております。


 

 

絵画講座開催のお知らせ※終了いたしました。ご参加ありがとうございました。

朝日町中央公民館文化講座にてうちわ作り体験を実施いたします。

渋谷建設様の山形新聞内広告(4月29日朝刊)に描き下ろし作品「parade」をご使用いただきました。

清らか- 

春の光がきらめき揺れる川瀬をヤマメが
仲間と共に、ひたすらに、
前へ 明るいほうへ進み泳いでいます。
新型コロナウィルスが世界中で感染を広げる情勢においてさえも、
明るさと前を向きさを忘れずに、
そして遠く離れた大切な誰かを身近にいとおしく感じながら生きる。
そんな強くて美しい人々の姿のイメージを重ねて描きました。

※こちらのキャッチコピーは渋谷建設様がつけてくださいました。

-2019年-

アトリエクマガイ藝術学院企画 八人展※終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

日時:2019年11月5日㈫~11月10日㈰
会場:ギャラリー 親かめ子かめ

山遊食参快企画「寺展 tera×art」※終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

会    期:11月1日(金)〜11月10日(日)
時    間:9:30〜16:00 会期中無休
入場料:無料
会    場:曹洞宗 大雄山 祥光院
              〒990-1572
                山形県朝日町西村山郡朝日町太郎85
                0237-67-2444
                あさひまちエコミュージアムHP祥光院
                http://asahi-ecom.jp/?p=log&l=178191

出展者:桶本理麗・金子朋樹・渋谷七奈・山口裕子・吉田祐子
広報制作:青木 亮太

★「山遊食参快」とは
山形県朝日町に暮らす“おもしろ山登り大工”こと、長岡昂司氏が主宰する「超・自由集団」です。ある時は山へ登り、またある時は山菜を食し、そのまたある時はイベントや展覧会を企画したりしています。
このたびは「祥光院」を舞台に、山口 裕子声がけによる朝日町に所縁が作家たちの作品を展示します。


「交響のソロ」-11人の作家に見るみやぎ 美術のいま-※終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

本展は宮城県内で制作・発表活動をしている11人の作家による展覧会です。年齢差が大きく、生きる背景となった社会情勢も異なる11人の作家が、多種多様な価値観を内包した創造性の高い独創的表現を追求し制作した作品を通して、みやぎの美術のいまを体感していただきたいと思います。
会場は当館と仙台市太白区秋保町の「秋保の杜 佐々木美術館&人形館」の2館に分けて展示いたします。〈カメイ美術館HPより〉

★私が出品する佐々木美術館では、ブースごとの個展形式になってます。 自然の光が差し込む気持ちのいい空間です。大作を出品いたします。 これからのシーズン、紅葉狩りと併せてぜひお出かけ下さい!

会期:2019年10月9日(水)~12月1日(日)
会場:カメイ美術館(第1会場)
秋保の杜 佐々木美術館&人形館(第2会場) ※入館料 500円
出品者:◎カメイ美術館
跡部邦明 川村香月 斉藤文春 佐々木正芳 佐々木徹真 樋口佳絵 森敏美
◎佐々木美術館&人形館(第2会場) 
坂本和之 田村政晴 本田崇 山口裕子

<トークイベント>
◎10月20日(日) 午後2時~ 
 会場/秋保の杜 佐々木美術館&人形館
◎11月17日(日) 午後2時~
会場/カメイ美術館 
両日とも予約不要、参加費は入館料のみ

渋谷建設創業110周年記念展
「最上川。ここからはじまる山形」展
終了しました。ご来場ありがとうございました

米沢市の吾妻山を源とし、県内を縦断して酒田市で日本海へと注ぐ最上川は、本県のみを流域とする、まさに母なる川。この最上川に代表される山形の豊かな自然を愛し、共生を目指す渋谷建設が、創業110周年記念事業として「最上川。ここからはじまる山形」を企画しました。
東北芸術工科大学の学生による作品展示やインスタレーションを行う「絵画コンペティション・企画展」、山形県ゆかりの画家が描いた作品および最上川をモチーフとして新聞紙面を飾った作品を展示する「渋谷建設所蔵作品展・新聞広告原画展」の二部構成となっています。
若い世代に山形の風土・自然の魅力に触れる機会を提供するとともに、若い感性を通して本県の美しさ、素晴らしさを広く県民に再認識していただき、地域の未来に自信と希望を見出す一助となれば幸いです。郷土の豊かな自然、最上川の様々な表情をたっぷりとご鑑賞ください。(広報物より)

★2017年から山形新聞にて掲載の渋谷建設様の企業広告に使用していただいた、原画二点が展示されます。

会期:2019年10月2日(水)~6日(日)
会場:山形美術館(山形県山形市大手町1−63) 1階 第1・2展示室
時間:10:00~17:00(最終日は15:00まで)
入場:無料

個展「山口裕子 arts&crafts 展-いとおしき日々-」終了しました。ご来場ありがとうございました。

日時:2019年6月20日㈭~7月5日㈮
会場:新生堂 南青山

繊細にうつろう季節の中で脈々と受け継がれる尊い命。
日々出会う愛おしい気づきを、彩り豊かな日本画作品と陶器で表現しました。
身近な暮らしの視点から、人と自然の在り方を問います。

大小10余点の日本画作品と陶器の作品数点を展覧予定。

熊野大社様「さくら参宮」特別御朱印紙に描き下ろし作品をご使用いただきました。
頒布は終了しました。ありがとうございました。

春の命が萌ゆる前に力を蓄える今この冬のとき。
雪降るなかで、一足早い薄桃色の健気な春の彩と三羽のウサギたちが熊野大社様を訪れる全ての方にご多幸と良縁を連れてきてくれますよう、一筆一筆願いを込めて描きました。
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さくら参宮(新春の特別祈祷1月~3月)期間限定頒布です。
詳しくは下記の熊野大社様HPへ
http://kumano-taisha.or.jp/index.html